- 会社員でいることが辛い
- 起業したりフリーで働いている人が羨ましい
- でも自分には無理
- 何もできないし、勉強する時間もない
以前の僕のように、そう思っている人は多いですよね。
でも、みんな、本当は自由に生きるための活動がしたいと思っています。
本を読んで行動して振り返ることを繰り返せば、人生は変わります。
僕は読書と行動により人生を動かしてきました。
読書って、それくらいすごいものです。
今回は、かつての僕のような、「将来会社員以外の働き方をしたいけど、特別なスキルがない会社員」ににおすすめの本を選びました。
Contents
準備
自分を知る
「会社が嫌」とか「働きたくない」だけだと、何もできないできません。
「◯◯したくない」って、じゃあ何がやりたいってことだよって言いたくなりますよね。
やりたいことを見つけるには、紙のノートに書くことがいいです。
1日5分 「よい習慣」を無理なく身につける できたことノート
1冊目。『1日5分 「よい習慣」を無理なく身につける できたことノート』
僕は会社を辞めるとき、この本で紹介されている「できたことノート」を作って毎日、「今日できたこと」を3つくらい書いていました。
元々自己肯定感が低い人は、「毎日振り返ろう」と言われると、「今日もダメだった」とか書いちゃいます笑
でも、それだともったいないです。
成長しているのに、気づけません。
だから、「今日できたこと何?」と自分に問いかけましょう。
あなたを天才にするスマートノート
2冊目。『あなたを天才にするスマートノート』
岡田斗司夫さんのスマートノートは、やばいです。
これは、企画脳をつくるノートでもあります。
そこに至るまでに、まずは「今日あったこと」的なレベルからはじまって、ついには「こんなおもしろいこと考えたぜ」と人に話すためのプレゼン資料に化けるんです。
僕と食事やお茶をして「最近、こんなこと考えてるんだよ。超おもしろくない?」という攻撃を食らった方、いますよね?この本のせいです笑
自分がどんなものをおもしろがるのか、知りたくないですか?ぜひスマートノートやってみてください。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
3冊目。『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』
また、強みを知るのもいいですね。
ストレングス・ファインダーという強み診断は、本当におすすめです。
僕はこの診断を受けてから、会社員としての自分のキャリアを方向転換させました。
人生変わりましたよ。
だって、強み活かしたら仕事簡単に決まってますもん。
この本についているコードを使えば、ストレングスファインダー診断を受けられます。最近新版が出たので、購入してみてください。(中古だと診断受けられないので注意)
発想を変える
会社員思考だと、会社辞められないんですよ。
サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法
4冊目。『サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法』
この立花岳志さんの本、会社員の終盤に読みました。
おもしろいことに、僕は本書によって「もう少し会社員を楽しもう」と思えたんですよ。
ただやみくもに「会社辞めよう」という本ではなく、「やりたいことをやるって何だろう」と考えるきっかけになります。
41歳で会社を辞めてプロブロガーになった立花さんの言葉だからこその説得力がある本です。
僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
5冊目。『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)』
木暮太一さんの有名な新書です。
「どうもお金が貯まらないなあ」と思っている会社員の方、必読です。
給料は、生活に必要な分しかもらえないんですね。
自分がおかれた状況を知るための1冊です。
小さな野心を燃料にして、人生を最高傑作にする方法
6冊目。『小さな野心を燃料にして、人生を最高傑作にする方法』
はあちゅうさんと村上萌さんの本。
「成功している人って、どうせ最初からすごいんでしょ?」と思ってしまいますよね。
でも、このお二人の「これまで」を書いた等身大のストーリーを読むと、「今うまくいかなくても地道に頑張ろう」って思えます。
小さな活動を始められない人は、読んでみてください。
ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法
7冊目。『ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法』
カリスマニートpha(ファ)さんの本。
これはすごい本ですよ。
「ニートってすごいな。そして、自分には無理」って思うはずです笑
「働きたくない」って、みんな思うじゃないですか。
でも、本物のニートの人って、そのレベルがはんぱないわけですよ。
大半の人は読後に「ああ、自分が目指すのはニートとは違う」っていう結論になるだろうし、「ニートになろう」という人もいるかもしれません笑
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 、 改訂版 金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント:経済的自由があなたのものになる
8冊目。『改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)』
9冊目。『改訂版 金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント:経済的自由があなたのものになる (単行本)』
金持ち父さんは、曲解されていますよね。ネットワークビジネスの教科書にも使われているし、キヨサキさんご自身もネットワークビジネスを奨励していたり。
でも、食わず嫌いはやめてこの2冊は読んでおいた方がいいです。
要するに「不動産とビジネスを持とう。資産つくろう」って話で、それは真実です。
(僕は、まさにその食わず嫌いで、『キャッシュフロー・クワドラント』はつい最近読みました。)
この2冊を本当に理解していれば、「素人なのにセミナーを開く仕事」とか「なぜかシャンプーを売る仕事」をしても資産なんてできないって気づきます。
表面的な理解だと、だまされますので注意。
アイデアをつくる
ここまでで現状の自分を理解し、「自分らしく自由に生きよう」みたいになっています。
ここからは「で、何しよう」を考えるのに役立つ本たち。
アイデアのつくり方
10冊目。『アイデアのつくり方』
企画系のすごい人がみんな勧めてくる名著。
めっちゃ薄いんですよ。101ページくらいしかないです。
で、実は僕にはこの本のすごさが分からないんですね。
きっと、そこにこそ、僕の企画職としての致命的な欠点が潜んでいるはずだと思っています。
だからあえておすすめしてみます。
皆さん、読んだら感想ください笑
クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法
11冊目。『クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法』
デザイン思考の心構えについての本です。
これはいいですよ。
日本人は、「自分はクリエイティブだ」って思いにくいですよね。
恥ずかしいから。
そういうの、もったいないです。
皆さんもこれ読んで、どんどん新しいものつくりましょう。
企画をつくる
アイデアだけでは、無価値です。
実行だけでも、ダメです。
アイデアを企画に昇華させることができなければ、単なるアイデアだったり、場当たり的な実行になってしまいます。
「企画」をつくるには、ある程度のフレームが必要です。
ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書 、 バリュー・プロポジション・デザイン 顧客が欲しがる製品やサービスを創る
12冊目。『ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書』
13冊目。『バリュー・プロポジション・デザイン 顧客が欲しがる製品やサービスを創る』
ビジネスを考えるのにおすすめなのが上の2冊。
話の順番としては「『バリュー・プロポジション・デザイン』でお客様の頭の中を考えよう」が先なんですが、読む順番は『ビジネスモデル・ジェネレーション』が先かなあ。
全体像が分かってからのほうがわかりやすいので。
シナリオ・プランニング――未来を描き、創造する
14冊目。『シナリオ・プランニング――未来を描き、創造する』
ビジネスつくるには、マクロなことも考えたいところ。
でも、調査とかデータとかよりも「ざっくり世の中どうなりそうか」のほうが大事です。
この本を読むと、それができますよ。
ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル 、 外資系コンサルが実践する 資料作成の基本 パワーポイント、ワード、エクセルを使い分けて「伝える」→「動かす」王道70
15冊目。『ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)』
16冊目。外資系コンサルが実践する 資料作成の基本 パワーポイント、ワード、エクセルを使い分けて「伝える」→「動かす」王道70
企画を作ったら資料にしましょう。
これまでの仕事が企画系じゃない人は、この2冊も読んでおいてください。
「パワポが使える」って、操作方法がわかることでもないし、綺麗に図解できることでもないんです。
この話、わかりにくいと思うんですが、読んでもらえる資料を作るのは難しいんだってことだけ覚えておきましょう。
そして読んでもらえない理由は「論理的ではないから」です。
やってみる
ひとりビジネス
会社員をやりながらでも、ひとりで副業を始めることはできますよね。
ひとりビジネスの教科書: 自宅起業のススメ
17冊目。『ひとりビジネスの教科書: 自宅起業のススメ』
こちらは最近読みました。
本書は、「何も売ったことがない」人におすすめです。
自分の得意なことや好きなことで小さなビジネスをしてみるのって、大事ですよね。
ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方
18冊目。『ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方』
有名な本ですが。
伊藤洋志さんの本です。
東京的な競争に参加するのではなく、小さな仕事を組み合わせる生き方、働き方。
こんなものを2012年に出した伊藤さん、すごすぎます。
僕は理解するのに5年かかったということですな笑
カリスマ論
19冊目。『カリスマ論 (ベスト新書)』
先ほどの『スマートノート』に続いて岡田斗司夫さんの本2冊目。
2015年に出た新書です。
ひとりビジネスをやるということは、「どんな人に見られるか」が重要になります。
ホリエモン、西野さん、オンラインサロンなどに触れつつ、カリスマの種類という興味深い論考が繰り広げられる本です。
めっちゃおもしろいですよ。
トライブ 新しい“組織”の未来形
20冊目。『トライブ 新しい“組織”の未来形』
人を巻き込むって、楽しいけど難しいですよね。
あと、楽しいと矛盾するけど、怖いものです。
「旗を立てる」という言い方がありますが、言うは易しだなあと。
会社員やっていると、旗立てたら怒られるじゃないですか笑
でも、会社員の人ほど『トライブ』はおすすめです。
世の中を動かすのは、非公式な群れなんだなあとわかります。
会社の中でトライブつくってみましょう!
(僕も旗立てました。「101年倶楽部」メンバー募集中!)
7日間起業――ゼロから最小リスク・最速で成功する方法
21冊目。『7日間起業――ゼロから最小リスク・最速で成功する方法』
これはややスタートアップ寄りの本ですが、「必ず7日でローンチしなければならない」と決めて動こうという内容です。
「とにかくサイト作って、始めよう」という気にさせてくれる良書ですよ。
売り方
ほとんどの会社員は、モノやサービスをインターネットを使って売ったことがありません。
今の時代、ネットで売らない手はないですよね。
ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則
22冊目。『ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則』
これは、古典。
ネット以前の時代に書かれた本で、事例も紙のチラシや新聞広告などです。
しかし。
さすがは名著。
今でもまったく問題なく読め、書いてあるライティング技術のほとんどがネットでも使えます。
インターネットビジネスマニフェスト
23冊目。『インターネットビジネスマニフェスト』
ダイレクト出版という出版社(※)の本。しかも今無料(送料のみ負担)!
(※)ダイレクトマーケティングに特化した洋書を翻訳して売っている会社で、書店やAmazonには卸していません。
テストマーケティングのために、本来2,980円の本が無料なんだそうです。
(ダイレクト出版としては、セミナーに申し込む人が何人かいればいいんだと思います)
僕は「怪しいんじゃね?」と思いつつ購入してみましたが、1ヶ月たっても身の回りに変なことはおきていません。(おすすめ本とかのメールはきます)
で、内容を期待していなかったのですが、なんと(失礼!)、これを読んだ後「ああ、ネットを使って売るってこういうことか」と感動するレベルでした。
脳科学マーケティング100の心理技術
24冊目。『脳科学マーケティング100の心理技術』
こちらもダイレクト出版の本。
少し翻訳が読みにくいので、何回も読まないと内容が頭に入ってきません笑
でも、大変勉強になりました。
ネットで売るための技術集みたいな感じですね。
不変のマーケティング 禁断のセールスコピーライティング
25冊目。『不変のマーケティング』
26冊目。『禁断のセールスコピーライティング』
ダイレクトマーケティングの第一人者、神田昌典さんの2冊。
こちらにも前述の『ザ・コピーライティング』と同じことが言えます。
ネット時代でも通用する!まさに不変!
とても読みやすいし、書いてあることを早く試したくなります。
影響力の武器
27冊目。『影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか』
これは読んだことがある人、多そう。
人の心を動かすための原理が書いてある本です。
400ページ以上ある分厚い本ですが、BtoCのビジネスをやる人は必読です。
会社員でも、社内調整が必要な人や営業職の人などは勉強になりますよ。
ストックビジネス
ひとり起業を始めた方の相談を受けることがあります。
みなさん、共通の悩みがあります。
それは、「働き続けないとお金が入らない」というものです。
ストックビジネスの教科書 、 ストックビジネスの教科書 プロフェッショナル
28冊目。『ストックビジネスの教科書』
29冊目。『ストックビジネスの教科書 プロフェッショナル』
自由になりたくて副業を始めたけど、自由になれない。
本当の意味でビジネスではない。
この2冊を読むとよくわかります。(「フロービジネス」と「ストックビジネス」という言葉で説明されています)
ひとりビジネスを、「継続的にお金が入り、売却可能なビジネス」に変身させる方法が書いてある、永久保存版な2冊です。
教養をつけよう
最後に、読書の本。
ビジネスをするからこそ、それ以外を読む
読書の目的にもいろいろありますよね。
会社員でもフリーランスでも、業務に直結しない本を読むのって大事です。
読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門
30冊目。『読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門』
「起業したい」とか「フリーランスになりたい」と思っても、直結する知識だけを身につけていくのはよくないです。
結局は、教養を分厚くするための読書をしていないと魅力は出ません。
佐藤優さんの読書論、入り口としておすすめです。
それおもしろいね
いかがでしたか?
この記事では、僕が会社員の最後の3年間〜退職後半年という期間に読んだうち、「会社員以外の働き方」につながっている本を選んでみました。
皆さんも、買う人から売る人になってみましょう!(本を買う「だけ」だと、お金なくなりますよw)
■わたくし、学びのヒミツ結社の代表をしております
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