それおもしろいね序章

まなぶことで資産を増殖させるブログ

新聞と古典を読むのは、自分なりの世界地図をつくるためだ。

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こんにちは。いしざわです。

小説家 池澤夏樹さんの『知の仕事術 (インターナショナル新書)』を読みました。

いろいろ考えるきっかけになる、素晴らしい本でした。

本書は、「インターナショナル新書」という、集英社の新しい新書の、最初のラインナップのひとつです。

やっぱり新聞は絶対読もう

世の中に向かうときに大事なのは、「何が答えか」ではなく、「何が問題か」というほうだ。

最近、いろんなところで「新聞の活用」について見聞きします。

数年前の、「これからはネットニュース」という論調が、収まってきました。

本書でも、単にインターネットを否定するのではなく、メディア特性を活かすことが必要だし、新聞は重要だということが書かれています。

・問うべき対象を確定した上で「答え」を探しに行くにはインターネットはとても役に立つ。しかし、それ以前の知的な構図を構築するにはーー「問い」を立てるにはーーインターネットだけでは十分ではない。

僕は新聞を読んでいます。

インターネットニュースを中心とした情報収集では、回数を重ねるほど、自分に興味のある情報が効率よく集まってきます。

一方新聞では、回数を重ねるほど、自分の興味範囲が広がってきます。

僕は視野を広げていきたいので、新聞が欠かせません。

それ以前に、本を読まないと話にならない

・大事なのは、多くの話題を拾いながら、ことの脈絡は自分でつくるということ。新聞などが提供するのはその素材にすぎない。自分なりの世界地図があって初めて、個々の記事や評論に価値が生じる。ここに言う脈絡とははっきり言えば偏見である。(中略)ニュースに沿って偏見を修正しつづけるのが現実を考えるということである。

新聞による情報収集は大切である一方、ただ情報に触れてもダメですよね。

結局、いかに知識や教養のベースを上げていくかという問題に取り組まないといけないわけですね。

めんどくさいですね笑

でも、おもしろいですよね。

僕は、学ぶことが超絶おもしろいと思っているので、ワクワクします。

読書とは、その本の内容を、自分の頭に移していく営みだ。きちんと読んだ本は、その先、自分が物を考えるときに必ず役に立つ。「あの本の作者が言っていたことが、いまここで応用できるな」という場面が増え、言ってみれば世界との対立の場での力強い武器になる。そして役に立つ本が増えれば増えるほど、物の見方が複眼的になり、うまく物が考えられるようになっていく。

ここはすごく重要なポイントです。

「すぐにいいことがある」みたいな発想では、まともな本が読めないですよね。

『今すぐ儲かる株式投資』的な本ばかり読むハメになる。

自己投資について、長期的な視点に立つことで、いい本が選べるようになります。

なかでも、古典はリターンが確実

・正直な話、古典はとっつきにくい。いまを生きている自分とはとても遠い時代と世界の話だし、登場する人の名前から、その人たちの日々の生活や物の考えかたまで、すべてが遠いものに思われる。
・古典を読むのは知的労力の投資だ。
最初はずっと持ち出し。苦労ばかりで楽しみはまだ遠い。
しかしたいていの場合、この投資は実を結ぶ。

これは、僕も含めて皆頭ではわかっていることですね。

僕も、マルクスとかヴィトゲンシュタインとか、読み終わらないまま、ずっと本棚にあります笑

入門書を読んだり、時間のあるときにちょこちょこ読み進めたり、が必要ですね。

先ほどからしている投資の話で言えば、古典が一番リターンが確実です。

そんなに読んで、何がしたいのさ

・昔、教養とは知識のストックであった。
・教養自体がストックからフローに変わりつつあるのではないだろうか。
・書物を選ぶ評語が「ためになる」から「おもしろい」に変わったのだ。

読書とは何か、というよりも、「読んでどうするのか」を考える必要がありますね。

本を読む目的が「知識を得るため」だけであれば、時代遅れです。

一方で、「本を読んで、そこに書いてあったことを実行するため」という人もいます。

僕は、それも気持ちが悪い。

なんというか、「コピぺ」なんですよね。

Aという知識をコピぺするように実行して完了。

うーん。

違うと思いますよ。

結局のところ、本を読むところに限定して言えば、情報を得ているだけですもんね。

僕は、こう思います。

Aという知識を得る

モヤモヤする。理由を考える。

寝かす(忘れて実生活に戻る)

ある瞬間、「ああ、そういうことか」と、自分なりに解釈する。

人にも話して、意見交換してみる。(バージョンアップする)

みたいに、どんどん自分の意見をつくっていく(「地図」を書き換えていく)

本と新聞の関係で言えば、

本で地図の基礎をつくり、新聞で日々細かい更新をかけていくようなイメージですね。

それおもしろいね

いい読書になりました。

読んで、ああだこうだ考えることができたからです。

僕には一つの確信があります。

それは、このあとの3年間、「新聞を読むか読まないか」で人が分断されるということです。

ある意味では、インターネットは、かつてのテレビです。

レコメンドという名のもと、どんどん僕らは受け身になっています。

考えたほうが楽しいし、アクティブな人生を送れると思いますよ。

<他にも、情報収集についての記事を書いています>

自分だけの、最強の読み方をつくろう!
こんにちは。学ぶデイトレーダーのいしざわです。 池上彰さん、佐藤優さんの『僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネッ...




■わたくし、学びのヒミツ結社の代表をしております
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自己紹介

いしざわ(空論家)

いしざわ(空論家)

職業:空論家、トレーダー。
スキル:事業企画、株式トレード、ファシリテーション、アイデア創出
関心範囲:ライフログ、学び、資産形成
解決したい社会問題:普通の30代以上がどんどん苦しくなる件。ザコでも無職でも楽しく生きられることを、自身の経験をもとに伝えたい。
・上記を実践しようとして、トレカ屋さんでアルバイトに応募しているが、なかなか受からない。 [詳細]