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はあちゅうさんの短編小説が群像に掲載!「ネット時代の作家」が楽しみすぎる!

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こんにちは。いしざわです。

今週、久々に文芸誌『群像 2017年 02 月号 [雑誌]』を買いました。

はあちゅうさんの短編(デビュー作)が載っていると聞いたからです。

たまに買うのも『文學界』か『文藝』なので、『群像』は10年ぶりくらいかもしれません。

はあちゅうさんに、『とにかくウツなOLの、人生を変える1か月』という本がありますが、形式は小説ではあるものの、文学ではありません。

文学としては、今回の群像がデビューです。

掲載されたのは、三編。

文学ファンとして、新しい作家を「発見」した感覚

主人公サホが、10年前の香港留学時代に出会った男性マイケルとの思い出を回想する、『世界が終わる前に』。

女子大生の主人公が、恋人のイーサンに誘われ、イーサンの友人アレックスの家で夏休みを過ごす、『サンディエゴの38度線』。

女子大生の美幸が、合コンで知り合った投資銀行員の森さんの部屋を、なりゆきで借りることになり、ニューヨークの森さんとメールを通してつながっていく『六本木のネバーランド』。

いずれも、女子大生のフィルターを通して、世の中、男性、自分自身を見る作品で、視点・感性が光ります。

たいして恋愛に興味のなさそうな、化粧っ気のない香港人の女子大生バイトがマイケルを見て、はっとした表情になったのは、私の思い違いかもしれない。だけど、日常に疲れた冴えない女にさっと一陣のそよ風を感じさせてくれるだけの爽やかさは、私自身も感じていたから、一瞬そのバイトちゃんと言葉を超えてつながった気がした。(『世界が終わる前に』より)

三作を、通しで2度読みました。

僕は評論家ではないので、小説の技術がどうのこうのという話はわかりません。

単純に、小説ファンとして「次作を読みたい」と思いました。

これが、文芸誌のいいところですね。

「こんな人いるんだ。おもしろいなあ」っていう発見。

(作家としての)はあちゅうさんを、発見した気分です。

まさにネット時代の作家!

ツイッターなどを見ていると、文学作品を読んでいないであろう人の感想が並んでいます。

おもしろい現象ですね。

でもその人たちは、ちゃんと作品そのものについても考えようとしています。

これこそ、単にミーハーなファンを連れてくるのではなく、はあちゅうさんが作家として機能していることの証明ですね。

作家を先に強く思い浮かべながら作品を読むという感覚は、貴重です。

通常の新人は、まず作品「だけ」が読まれ、作家本人はその後を追いかけます。

新感覚です。(いや、一周して昔に似ているのかも)

などなど、読者との関係を含めた、基礎的なフレーム自体も作り替えてしまうのだとしたら、はあちゅうさんはすごすぎるし、今回の群像は歴史的な号になります。

はあちゅうさん、かっこいいなあ。

ネット時代の作家!!!

かつて、ご自身の作家像について、こう表現されていました。

まさに、ですねえ。

文学ファンとしては、この動きを肯定していきたいですなあ。



それおもしろいね

個人的にとても嬉しい読書体験になりました。

僕は、小説を読むのが大好きなのです。

会社勤めの間、小説を読む時間はどんどん減っていきました。

それにともなって、「小説好き」な自分を忘れていました。

今回、それを思い出すことができました。

読んでよかったー。幸せ幸せ。はあちゅうさんに感謝。

群像 2017年 02 月号 [雑誌]

<書評を書いています>

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自己紹介

いしざわ(空論家)

いしざわ(空論家)

職業:空論家、トレーダー。
スキル:事業企画、株式トレード、ファシリテーション、アイデア創出
関心範囲:ライフログ、学び、資産形成
解決したい社会問題:普通の30代以上がどんどん苦しくなる件。ザコでも無職でも楽しく生きられることを、自身の経験をもとに伝えたい。
・上記を実践しようとして、トレカ屋さんでアルバイトに応募しているが、なかなか受からない。 [詳細]