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『生産性』(伊賀泰代)を読めば、確実に会社が楽しくなる!

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伊賀泰代さんの『生産性 マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの』を読みました。

伊賀さんは、元日興証券、マッキンゼーで、現在はキャリア形成コンサルタントとして活躍されています。

前著の『採用基準』もヒットしましたね。(こちらは、リーダーシップに関する本です)

前回、ちきりんさんの『自分の時間を取り戻そう ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方』についてブログを書きました。

ちきりんさんの新刊は、時間管理嫌いな僕をもスッキリさせてくれる本だった!
希少資源は時間とお金。 特に時間に焦点を当てて考えてみようという本だ。 こんにちは。学ぶデイトレーダーのいしざわです。 ...

ちきりん版が個人の生産性に焦点を当てていたのに対し、伊賀版(本書)はビジネスシーン、会社組織における生産性がテーマです。

生産性という単語が何となく嫌いだった僕ですが、あまりに評判がよかったので購入してみました。

生産性の上げ方

・生産性が正確に理解されていない組織では、
・成果を出すために安易な資源の追加投入が行われ、生産性が低下する
・コスト削減以外の手を打たないため、生産性の向上幅はごくわずか
といった状況に陥りがちです。

・日本で「生産性の向上といえばコスト削減」と思われがちなのは、商品企画やマーケティングに影響力をもたない「工場」のみでその言葉が使われ、発展してきたからでしょう。

僕は、自分がなぜ「生産性」という言葉にネガティブな印象を持っていたのか理解しました。

つまんないことばっかり言ってくる人が使う言葉なんですよね、生産性ってw

完全に僕の無理解です。

(ちなみに、その人たちが言っていることは「目的としてのコスト削減」でしかなく、マジでつまらない)

ちきりん版と同じく、生産性の定義は「アウトプット/インプット」です。

本書では、その生産性を上げるためには4つのアプローチがあると説かれています。

・生産性を上げるためのふたつの方法、「成果を上げる」と「投入資源量を減らす」には、さらにそれぞれを達成するための手段として改善と革新というふたつのアプローチが存在します。つまり生産性を上げる方法は、全部で四種類、存在するのです。

・アプローチ1:改善による投入資源の削減
・アプローチ2:革新による投入資源の削減
・アプローチ3:改善による付加価値額の増加
・アプローチ4:革新による付加価値額の増加

これやばいですね!

会社員として、この精度でモノを考えただけで超前進じゃないですか。

企画部門の皆さん、コスト削減「だけ」ではない生産性の向上、ちゃんと存在しますよ!!!
(ほぼかつての自分に言っている)

この本、ほんとオススメです。

生産性とイノベーション

「イノベーションを起こしたければ生産性を気にしてはいけない」的な誤解も起こりがちです。

伊賀さんは、この点も論破します。

・技術分野のイノベーションは、純粋な知的好奇心や研究中の偶然からも生まれます。しかしビジネスイノベーションを起こすためには、「一気に生産性を上げて、現状の課題を解決できる画期的な方法はないか?」という強い希求心が必要です。だから生産性を上げることへのこだわりを欠く組織からは、「ちょっとおもしろいアイデア」レベルのものしか出てこないのです。

「うちの会社ではイノベーションは起こせない」と諦めている会社員の皆さん、いかがでしょうか。

構造的に理解できましたよね?(どうします?イノベーションしちゃいます?w)

なんとなく感じる閉塞感。

言語化、構造化すると、すっきりしますよね。

前向きに考えることができます。

成長とは生産性向上のこと!

そもそも「成長する」とは「生産性が上がる」ということに他なりません。

僕は、本書で最も重要な一文はこれだと考えます。

今まで長い時間かかっていた仕事を短時間で終わらせることができ、時間あたりの生産性が上がり、できた余裕時間で新たなチャレンジをする。

なんてステキな働き方でしょう。

こんなサイクルが回っていたら、

「会社つまらない」「辞めたい」

なんて思わないで済みますね。

でも実際には、末端社員が大企業の風土を変えるのは、無理です。

難しいのではありません。できません。

会社員にできるのは、「自分が変えられる範囲」を見極め、そこを最高の状態にすることです。

僕は、悲しい現実の話をしているのではありません。

会社員として働くというのは、そういうルールの試合に出ることだ、と言っているのです。

自分自身。

これはいつでもコントローラブルです。

だから、自分自身を成長させる意思と行動は、とれますよね。

それおもしろいね

本書では、管理職の生産性、研修の生産性、マッキンゼー式会議の進め方・資料のつくり方など、具体的な話が満載です。

僕は、これから何度も読み返すことになりそうです。

もし20代のころの自分にアドバイスができるなら、こんなことを言うでしょう。

「今の会社で、ひたすら自己の生産性向上に努め、トップパフォーマーになれ。部署の人が辞めたときは、特にチャンスだ。もし社内のライバルがいなくなってしまったら、迷わず社外に出ろ。そしてまた、生産性を上げよ」

生産性にこだわれば、会社員も楽しいですよね!

<会議についての記事も書いています>

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