それおもしろいね序章

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『聖の青春』一つのことに命がけで取り組む人生

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『聖の青春』

プロ棋士 村山聖の人生を綴った同名のノンフィクション小説を原作とした映画だ。

大崎善生さんのその原作は、以前に読んだことがある。

私は将棋に詳しくないが、大崎さんの『聖の青春』と『将棋の子』は、夢中で読んだ記憶がある。

将棋の世界って、棋士って、本当に身を削って生きているんだということがわかる、素晴らしい作品だ。

さて、映画のほうは今日公開だったので、早速見てきた。

将棋に命をかけた村山聖さん

主人公の村山さんは1998年に亡くなった、実在の天才棋士だ。

あの羽生さんとも同世代で、しのぎを削っていた。

村山 聖(むらやま さとし、1969年(昭和44年)6月15日 – 1998年(平成10年)8月8日)は、将棋棋士、九段(追贈)。森信雄七段門下。棋士番号は180。いわゆる「羽生世代」と呼ばれる棋士の一人。

(Wikipediaより)

村山さんは、5歳のときにネフローゼという腎臓の病気にかかり、以降ずっと病気と闘い続けた。

本作を見ても伺いしれるが、将棋は命を削る闘いだ。

心身ともに、負担の大きさは、常人では想像がつなかいほどだろう。

そんななか、村山さんはトップ棋士で居続けた。

名人位を、そして羽生さんを倒すことを目指して。

全てを将棋にささげ、最後まで戦い抜き、29歳で亡くなった。

本作は、そんな村山さん(松山ケンイチ)の姿は、すごいと思うとともに、いたたまれない気分になる。

応援したいけど、「そこまでしなくても」と甘いことも考えてしまう。

それは、僕が勝負師ではないからなのだろう。

好きなことと命をかけること

「好きなことをして生きていこう」

最近、よく聞く言葉だ。

そして、僕自身はそれに賛成だ。

でも、『聖の青春』を見て、少し立ち止まって考えてみたい。

「好きなこと」は、単なる趣味のことではない。

村山さんは、大の少女漫画ファンだ。

本作でも、少女漫画を読むシーンが何度も出てくる。

でも、村山さんは、将棋に生きる人だ。

将棋は命を捧げるもので、少女漫画は好きなものだ。

「好きなことをして生きていこう」

が、趣味の延長戦上でしかない場合、それは人や社会には貢献できない。

命がけだけが人生ではない

私は村山さんを「なんてすごい人生を生きた方なんだ」と思っている。

でも、自分には、そういう生き方はできない。

村山さんにとっての将棋のように、命をかけられる対象がないのもひとつの理由だ。

でも、もっと根本的に、いろんな生き方があっていいと考えているからだ。

村山さんのように、将棋に人生をかけ、後世に残る棋譜を残すのも人生なら、毎日「それおもしろいね」と学び続けるのも人生だ。

それおもしろいね

いやあ、見てよかった。

これを見たら、AIがどうのこうのとか、関係ないことがわかる。

棋士は、素晴らしいのだ。

ちなみに、

・原作を読んだ人のほうが、より楽しめる。

・客層は、映画ファンより将棋ファン。(実際の村山さんを思い出して笑う人多数)

原作も、本当にオススメ!




■わたくし、学びのヒミツ結社の代表をしております
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自己紹介

いしざわ(空論家)

いしざわ(空論家)

職業:空論家、トレーダー。
スキル:事業企画、株式トレード、ファシリテーション、アイデア創出
関心範囲:ライフログ、学び、資産形成
解決したい社会問題:普通の30代以上がどんどん苦しくなる件。ザコでも無職でも楽しく生きられることを、自身の経験をもとに伝えたい。
・上記を実践しようとして、トレカ屋さんでアルバイトに応募しているが、なかなか受からない。 [詳細]