かつて読んだ本に救われた話をしたい。
2年前に出てベストセラーになった『嫌われる勇気』。
アドラー心理学を一般人のわたしたちにも知らしめた名著だ。
読んだ当時、とても印象に残った一文があった。
すべての悩みは「対人関係の悩み」である
そんなこと、思ってもみなかった。
でも、言われてみればその通りかもしれないと思った。
目から鱗とはこのことだ。
わたしは、とても気がラクになった。
元々、嫌われるのを恐れるタチだ。
でも、結構な確率で人から嫌われる(気がする)。
そして、ウジウジと悩むのだ。
そんな性格なので、人間関係の悩み、つまり「嫌われるのが嫌」なだけなくせに、何やかんやと理屈をつけて、複雑な問題であるかのように正当化していたのだ。
自覚なく、自分を守っていたのだ。
『嫌われる勇気』によって、何かに悩んだとき、「嫌われたくないだけかもしれない」と立ち止まって考えることができるようになった。
最近も、そのことによって無駄に悩むことを回避できたのだ。
もし『嫌われる勇気』を読んでいなかったら、「◯◯さんが□□なせいで、どうのこうの」と、悩んでいるポイントをすり替えてしまっていたことだろう。
本の持つ力は、すごい。
わたしは、『嫌われる勇気』を本棚の目立つ場所に移すことにした。
<第2弾も今月出る!>
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