それおもしろいね

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日本の教育政策にはエビデンスがない?思い込みに基づく教育よ、さよーなら。

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教育経済学者 中室牧子さんの『「学力」の経済学』を読んだ。
仕事がら、データをまじえた話は好きだ。
とても興味深く読んだ。
こういった、論文的内容を分かりやすい文章で書いた本は、もっと売れてほしい。

子どもを”ご褒美”で釣ってはいけないのか?

本書では、いわゆる「目の前のにんじん」を否定しません。
人間は、目先の利益を優先して、何かと先送りしがちです。
つまり、その性質を利用して「今勉強したらご褒美をあげるよ」というのもありなのです。
さらに、「テストで良い点をとったらご褒美」という「アウトプットへのご褒美」よりも、「本を読んだらご褒美」などの「インプットへのご褒美」のほうが成果が高いそうです。(データがある)

本書ではこのような、エビデンスに基づいた論考が展開されている。
上記のほかにも、「”少人数学級”には効果があるのか」「”いい先生”とはどんな先生なのか」など、おもしろい話が盛りだくさんだ。

教育と経済

教育の難しさは、教育の扱い方の難しさにも起因する。
実験をやろうにも、「未来のある子どもを実験台にする気か」という倫理的な抵抗にあうからだ。
実際に中室さんも、その類の批判を受けているようだ。
一方でお子さんを持つお母さんからは、「先生の話が聞けてよかった」という感謝があるとも書いている。
教育は、誰のものだろうか。
将来の子どもたちのために、今いる大人が残してあげられるものは何だろうか。
どんなにデジタル教材が発達しようとも、方法論が間違っていたらいい教育は提供できないのではないかと思う。
本当に難しい。




■わたくし、学びのヒミツ結社の代表をしております
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自己紹介

いしざわ(空論家)

いしざわ(空論家)

職業:空論家、トレーダー。
スキル:事業企画、株式トレード、ファシリテーション、アイデア創出
関心範囲:ライフログ、学び、資産形成
解決したい社会問題:普通の30代以上がどんどん苦しくなる件。ザコでも無職でも楽しく生きられることを、自身の経験をもとに伝えたい。
・上記を実践しようとして、トレカ屋さんでアルバイトに応募しているが、なかなか受からない。 [詳細]