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『日本株はバブルではない』(藤野英人)感想 伊藤レポートを正しく理解して、今こそ日本株を買おう! その2

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前回は、伊藤レポートについて学んだことを書いた。

『日本株はバブルではない』(藤野英人)感想 伊藤レポートを正しく理解して、今こそ日本株を買おう! その1

今回は、その続きだ。

第5章の「今こそ、日本株を買いなさい」は、非常に勉強になる。

ひふみ投信の藤野さんが書くからこそ説得力のある話ばかりだ。

分散投資は常識で、成長を期待するなら株を買い、アクティブ投資がいい

本書では、

  • 世界への分散投資はやはり有効
  • 長期的に成長性の高い投資対象は株
  • 厳選アクティブ投資が有利

と書かれている。

分散投資については、「世界は成長する」というお話に同意ができれば、すんなり受け入れられるだろう。

「株に投資しよう」は、投資対象も完全に分散させたほうがいいと思うかもしれない。

そのとおりだ。

でもこれは、 0か100かの議論ではない。

リターンをとりたいのだから、リスクをとるのは当然だ。

そして、「インフレに対応する資産は何ですか」と聞かれれば、答えは「株」。

3つ目は、もっと議論がわかれるかもしれない。

「インデックス投資原理主義」の人は、とても多い。

「厳選アクティブ投資」ほど有利な投資法はない

株式投資には、インデックス投資とアクティブ投資がある。

インデックス投資は日経平均やTOPIXなどの指数に連動させて運用する方法だ。

つまり、「全体が上がるか下がるか」で結果が決まる。

対してアクティブ投資は、いい株を選んで積極的に成果を狙う方法。

いい投資対象を選定できたかどうかが鍵になる。

しかし、投資信託の過去のデータでは、インデックス投資のほうが優れたパフォーマンスになっている。

どういうことだろうか。

本書で書かれている理由は以下のとおりだ。

  • アクティブファンドのほうが運用の手間が多いので、手数料や信託報酬(管理料)が高い。
  • にもかかわらず、日経平均に採用されているような大型株ばかりで運用されているケースが多い(←高手数料のインデックスファンド!!!)
  • 証券会社の営業が販売しやすいように、旬のテーマで新投信が設定され、しかも短期で売られてしまう。(ファンドマネージャーがまともな運用をすることが困難)
  • 人事異動によってファンドマネージャーが数年で異動するために、育たない

構造的な問題ということか。

なんともむなしい話だが、ここで気づくことがある。

それは、「アクティブ投資およびアクティブファンドがだめなわけではない」

ということだ。

上に挙げたようなつまらないしがらみがないファンドがあれば、「本当のアクティブ投資」ができるのではないか。

藤野さんのひふみ投信のような、独立系のファンドは注目だ。(独立系というのは、証券会社の子会社ではないという意味)

成長株の条件はこれだ

中長期的に成長する会社の特徴として、藤野さんは以下を挙げる。

  • 自らの強みにより、高い参入障壁を築けている
  • 製品やサービスへの需要拡大余地がある
  • ROEが8%以上で、今後も上昇しそう

また、その会社の株を買うかどうかは、

  • PER20倍前後(できればそれ以下)

としている。PERは株価収益率のことで、株価が割高かどうかを見る指標だ。世界的にみて15%程度が平均だそうだ。

といっても、「なんだか難しそう」と感じるかもしれないので、引用する。

生活の中の新しい変化などにはぜひ注目しましょう。今までにない便利な製品、快適なサービスなどを提供して伸びてきている会社の株は、私たちに何倍あるいは何十倍というパフォーマンスをもたらしてくれる可能性があります。
難しい会社に関心を向ける必要はありません。正解は私たちの身の回りにあります。
こうしたことを私は「青い鳥理論」といっています。幸せを運んでくれるのは身近にいる青い鳥だったという物語からつけたネーミングです。

まとめ

世の中は、複雑だけどシンプルだ。株式投資を行うということは、「その会社が伸びそうだし、応援もしたい」という意思表示をすることだ。

株式投資は、おもしろい。

<あわせて読みたい!>

<この漫画は株の勉強になる。藤野さんも巻末対談で出ている>

<というか、三田さんのビジネス漫画は世の中の仕組みを知るのにいい>
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■わたくし、学びのヒミツ結社の代表をしております
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自己紹介

いしざわ(空論家)

いしざわ(空論家)

職業:空論家、トレーダー。
スキル:事業企画、株式トレード、ファシリテーション、アイデア創出
関心範囲:ライフログ、学び、資産形成
解決したい社会問題:普通の30代以上がどんどん苦しくなる件。ザコでも無職でも楽しく生きられることを、自身の経験をもとに伝えたい。
・上記を実践しようとして、トレカ屋さんでアルバイトに応募しているが、なかなか受からない。 [詳細]