それおもしろいね

まなぶことで資産を増殖させるブログ

貯金が1000万円ない人ほど、内藤忍さんの『貯金が1000万円になったら資産運用を考えなさい』(改訂版のタイトルは『10万円から始める! 貯金金額別 初めての人のための資産運用ガイド』)を読むべき。

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読んでいるあいだに新装増補改訂版が出ていた!買う人はこちらを!

10万円から始める! 貯金金額別 初めての人のための資産運用ガイド (携書147)
内藤忍 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2015-06-25
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投信インデックス投資の先が書いてある本

「とにかく投信のインデックス投資をしよう。以上。」という本が多い中、本書はその先にまで言及している。
タイトルからは、資産が1000万円未満の人に無関係だと思える。実際には違う。
私は、資産がない人ほど読むべきだと考える。
これから資産形成しようと思うのであれば、ロードマップが見えた方がいいに決まっているからだ。

まずは1000万円貯めよう

第3章は、
「まず「1000万円」作るためのシンプルな方法」
だ。

まずは投資信託を使って資産を分散させて投資を始めるべきです。
なぜ、まずは投資信託を使って運用すべきなのでしょうか。
投資信託には次のような特徴があり、これから資産を積み上げるフェーズの人に使いやすい金融商品だからです。
・少額から投資できる
・自動積立も使える
・国内外の株式、債券、不動産など投資対象が広い
・いつでも換金できる

「運用するほどのお金持っていないから」という理由で、何も始めない人は多い。だが、それは間違いだ。同じ利回りであれば、長い時間投資したほうが運用効果が高い。つまり、今すぐに始めるのが正解だ。

なお、本書でも他の入門書と同様に、「インデックス運用で低コストの商品を選ぼう」と書かれている。私自身もそういう運用をしている(個別株もあるが)。

インデックス運用とは、インデックスと呼ばれる市場の平均値に連動した運用成果を目標にする投資方法です。例えば、日本株であれば、日経平均やTOPIXと呼ばれるインデックスがあります。

アセットアロケーション

・資産運用の結果を決める要因には、主に次の3つがあります。
要因1:銘柄選択(どの銘柄を買うのか)
要因2;投資タイミング(いつ買うのか)
要因3:アセットアロケーション(資産をどのように配分するのか)

・銘柄選択やタイミングよりアセットアロケーションが重要——つまり「投資で成功するためには、アセットアロケーションをまず考えるべき」だとおいことです。

・ほとんどの個人投資家は「どの銘柄を買うか」や「安く買えるのはいつか」に時間を費やします。その理由は楽しいからです。
そして、多くの人が思ったとおりの投資の成果を実現できていません。

・「楽しい投資」ではなく、「結果の出る投資」に発想を転換する必要があります。
そのために必要なのが、自分なりのアセットアロケーションを作り、決定すること。

これは、ある意味投資の本質だ。投資で重要なのは、負ける確率を下げることだからだ。「銘柄選択が楽しい」は、「今が楽しい」という発想だ。言うまでもなく、投資家の発想ではない。先の話をするときに今のことで頭を埋めるのは、思考と行動の相性が悪すぎる。

貯金が1000万円になったら考える金融商品

本書では、
日本債券のインデックスファンドの代替として日本国債、
日本株式のインデックスファンドの代替としてETF、
REITのインデックスファンドの代替商品としてREIT、
外債ファンドの代替商品として外国債券、
外国債券の代替商品としてFX、
コモディティ、
海外ETF
が紹介されている。投資信託には信託報酬という年間管理費用がかかる。(中でかかって運用資産から引かれるだけなので、購入者は別途支払う必要はない。)
同じ対象に投資する場合は、投信で持つよりは上記商品のほうがコストが安い。(積立はできないので、少額の場合には投資信託からはじめるのがよい。)

リアルアセット

本来「資産」は金融商品のみを指す言葉ではない。本書では、海外不動産とワインへの投資が紹介されている。私はこの分野に関する知識がまったくないので、大変勉強になった。

日本の不動産は諸外国と比べても利回りに遜色なく、また国内のローン金利が低いことからローンを組んでレバレッジをかけやすいという利点があります。
しかし、日本には人口減少という長期的な構造問題があり、全体として住宅に対するニーズは減少していくことが予想されます。
したがって、物件やエリアによって将来、賃貸市場に大きな格差が発生すると考えられ、投資対象の選択が非常に難しいというのが実感です。

海外(新興国、アメリカ)は、市場全体の伸びが期待できるので、海外に投資したほうがよいということだ。私は不動産にはしばらく投資しない。面倒だからだ。クリックして売買できるような仕組みがあれば別だが。

ワイン投資については、完全にキャピタルゲイン(売買益)を狙う話だ。これは趣味としてなら楽しそうだ。

まとめ

こうして書いてみると、知識がない人が把握しなければならないことがとても多いと気づく。身近にお金の相談をする相手を確保するのは、想像以上に重要なことだ。もっというと、「知っていれば受けられる利益」はここ数年増えている。500円とか1,000円で投信積立ができるようになってから10年も経っていない。NISAにしても、「意味がわからないからやらない」という人は多い。そういう小さな積み重ねが何千万円の差になるのは、とても興味深いことだ。

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by ヨメレバ

<最近、知識を最新に合わせるために投資入門をいくつか読みました。その中から、おすすめを紹介します。つまらなかったものは載せていません。>




■わたくし、学びのヒミツ結社の代表をしております
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自己紹介

いしざわ(空論家)

いしざわ(空論家)

職業:空論家、トレーダー。
スキル:事業企画、株式トレード、ファシリテーション、アイデア創出
関心範囲:ライフログ、学び、資産形成
解決したい社会問題:普通の30代以上がどんどん苦しくなる件。ザコでも無職でも楽しく生きられることを、自身の経験をもとに伝えたい。
・上記を実践しようとして、トレカ屋さんでアルバイトに応募しているが、なかなか受からない。 [詳細]